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大田区南久が原 昭和のくらし博物館

昭和の庶民のくらしを展示する博物館である。東京都の建築技師であった小泉孝の設計した自宅を、長女で生活史研究家の小泉和子が、昭和20〜30年代の暮らしを後世まで伝える目的で平成11(1999)年から公開している。小泉は、著書『占領軍住宅の記録』(上、下、内田青蔵、高薮昭と共著、1999年)にて、日本の生活スタイル近代化の原点となったデペンデントハウス(家族用住宅)の研究や、重要文化財建造物の家具・インテリアの復元・保存を多数手掛けている。博物館では昭和の住宅の間取りをそのまま残しており、当時の生活を体感するという楽しいひと時を過ごせる。

文と写真:奥村 徹
東京都建築士事務所協会大田支部
名称
昭和のくらし博物館
所在地
大田区南久が原2-26-19
建築時期
昭和26(1951)年